【シンガポール個人所得税】リベートとは?
※2018年4月27日更新
リベートという税額軽減措置
シンガポールの個人所得税ですが、政府からのボーナス的な要素としてリベート(Rebate) という税額軽減措置があります。
2014年度の所得税 (YA2015) については、
シンガポール居住者である全ての個人に対して、税額の50% (最大S$1,000) のリベートが与えられました。
つまり、納付すべき所得税額がS$800の場合はS$400のリベートが控除されるため、最終納税額はS$400になります。
リベートは毎年の予算で発表される
このリベートの面白いところは、毎年変わるところです。毎年シンガポール政府予算でリベートがあるのか、いくらなのか発表されるため、注目している方も多くいらっしゃるかと思います。
この予算、リベート以外に法人税の優遇税制などもアップデートされるので重要なものです。
2015年度(YA2016)以降のリベートは?
個人所得税のリベートの推移は下記の通りです(2018年4月27日時点)。
リベートの金額は毎年シンガポール予算案で発表され、毎年変わる可能性がありますが、現在リベートはありません。
・ 2014年度の個人所得税(YA2015): 税額の50% (最大S$1,000)
・ 2015年度の個人所得税(YA2016): リベートはなし
・ 2016年度の個人所得税(YA2017): 税額の20% (最大S$500)
・ 2017年度の個人所得税(YA2018): リベートはなし
・ 2018年度の個人所得税(YA2019): リベートはなし